おうちで簡単500円で出来る自家焙煎 コーヒーのある暮らし

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自家焙煎してますか?
豆を買って自分でコーヒーミルで挽きたてのコーヒーは飲むけど、自家焙煎ってなんかハードル高い感じがしませんか?興味はあっても焙煎器具は高そうだし、時間も、手間もかかりそう。

そんなことありません!!

家庭にある調理器具に500円で追加でそろえれば10分くらいで、だれでも簡単に自家焙煎ができてしまいます。

用意するもの

①計量器:コーヒー豆を計ります。(なくても大体できます)
②ザル:焙煎したコーヒー豆を冷ますのに使います。(キッチンペーパーでもいいです)
③ゴマ煎り器:400円くらいで買えます。(全部網のものは絶対に買わないでください)
③生豆:100gあたり100~200円くらいで買えます。

私は普段「ゴマ煎り器」を使って焙煎しています。
おすすめな点は、安いこと。の他に家庭で焙煎する場合は、きれいに焙煎ができる点です。
この理由は、後日くわしく書きたいと思います。

豆を計る

準備ができたら生豆を計ります。今回は30gの生豆を焙煎します。
ゴマ煎り器で焙煎する場合、生豆を転がすようなイメージで焙煎するため、なるべく丸い生豆を使うといいです。グァテマラは丸い形状が多いため焙煎しやすいです。逆にマンデリンはやや細長いため、うまく焙煎することが難しいです。
また、一度に多くの生豆を入れてしまうと、熱ムラができうまく焙煎できないため、多くても40g程度までとしています。

ちなみに、計量器が無い場合は、ドリッパーに付属しているスプーン1杯あたりで27gくらいでしたので参考にしてください。

焙煎前は写真のような、欠陥豆は必ず取り除いてください。
取り除く基準としては、豆の一部が黒くなっている、形が著しく悪いものです。

焙煎をする

あとは、網ふたをしてコンロに火をつけて焙煎するだけです。
火加減は強火。火元から8cm程度をつねに維持しながら、ゴマ煎り器を横、上下に振ります。
コツとしてはフライ返しをイメージしながら、生豆を空中で転がす感覚です。横の動作が多いと、実際に豆が転がらずに、豆の片面だけ焦げてしまいます。
焙煎とは、安定した熱反応のため、火元からの距離は一定に保つことも重要です。

1ハゼ、2ハゼ

3分ほど焙煎を続けると徐々に生豆が褐色を帯びてくるのが分かります。
さらに5分ほど経過すると、「バチッ!」という音が聞こえてきます。豆の中の水分が急激に蒸発する際に発する通称「1ハゼ」という現象です。

1ハゼは豆の温度が約180度になると起きますが、豆の形状はそれぞれ異なるため、時間差が生じ、1ハゼは30秒から1分ほど続きます。

しばらくすると、「ピチピチ!」という1ハゼと異なる音が聞こえてきます。これが「2ハゼ」です。
熱反応がきちんと行わていれば絶対に起きる現象です。
中煎り(シティ)が好きな人は、ここで焙煎終了です。
私は深煎りが好きなので、2ハゼが始まってから30秒ほどしてから、焙煎を終了しています。

ここまでで大体8分くらいです。早いと思われるかもしれませんが、一度20分ほどかけて火元から離してゆっくり焙煎したこともありましたが、今のやり方のほうが美味しかったです。

豆を冷ます

焙煎が終わったら、素早く豆を網へ移して冷やします。
冷ますことにより、これ以上熱反応が続くことを防ぐことができます。
キッチンペーパーに広げると、よりはやく冷ますことができます。

最後に

以上が家庭で出来る自家焙煎の方法でした。
冷ます作業を含めて10分ほどで終わるため、朝起きてその日に飲む分だけ焙煎しています。
焙煎する際は、豆の色ではなく、音を聞いて判断するとうまくいきやすいです。
どのタイミングで焙煎を終わらせるか回数をこなして、自分だけのおいしい味を追求してみてください。

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