働き方が多様化し、フリーランスや副業といった個人の力で稼ぐ人が増えてきています。そうした中コロナ禍の影響を受けてリモートワーク化が急速に進み、多くの人が在宅で仕事をすることとなりました。
会社に行く手間が省かれて働く時間や働き方を拘束されなくなりました。
リモート化が促進されてから1年ほど経ちます。
会社に出社しないことによりストレスは減りましたか??
私の場合、この時期にフリーとなる道を選び会社からの束縛が一切なくなったのにも関わらずストレスが増大してしまいました。
そんな私が今まさに実践しているストレスフリーな仕事術を紹介します。
習慣こそストレスフリーな働き方をつくる

出社の時間がなくなり、間食も自由にできる、嫌いな同僚や上司に合わずにすむ。
在宅での働き方は一見ストレスが減るように感じます。徐々にリモート疲れといった言葉が出てきたように心身ともに疲れている人が多いようです。最初のうちは、対面でないslackやzoomといったコミュニケーションの変化に戸惑うこともあるかもしれませんが、理由はそれだけではありません。
出社して働いて帰宅する。この当たり前の習慣は、実は生活のリズムをつくっています。この場所の移動が生活の節目をつくっていたのですが、在宅に伴い場所の移動という生活の節目がなくなってしまったのです。
場所を移動することにより気持ちを切り替えることが出来ていたのが、一日中家にいると気持ちの切り替えが上手くいかず心身ともにバランスを崩しやすくなります。
私の場合、会社を辞めたので生活リズムが激変して身体がついていかなくなりました。

~退職後1週間目~
自由だ!!自分の時間をフル活用しよう!!

~退職後3週間目~
何かおかしい。やる気がでないし、疲れがたまっている感じが….
そこで新たに今までの習慣を見直すことにしました。
散歩・運動・睡眠の黄金の3法則

メンタルを整えるのに朝散歩、運動、睡眠は非常に重要です。この3つは脳をリセットし集中力を高めるのに役立ちます。
朝散歩や運動は出社することによって無意識に出来ていたのが、在宅になるとこれがゼロになるわけです。私自身、通勤や勤務中の移動によって毎日8000歩ほど歩いていたのが、フリーランスになって家の中でしか歩かなくなってしまいました。
今までの運動量が大きく変化したのにも関わらず、食事の量が変わらなかったので体のバランスがおかしくなるわけです。
・散歩は朝起きて1時間以内にしよう
起きてから1時間以内に散歩をすると、日光によりセロトニンが分泌され体内時計がリセットされます。
人の体内時計は25時間であり、リセットされないと1時間ずつずれてしまいます。出社をしなくていい代わりにギリギリまで寝ているのと体内時計がずれてしまい、体のリズムが狂ってしまうわけです。
15分から30分を目安に散歩することがおすすめです。私は毎日7時に朝散歩をしています。
朝の散歩は人が少なくて気持ちがいいです。
・軽く運動をしよう
運動も脳をリセットする効果があります。またずっと家にいると運動不足により体力がどんどん衰えてしまします。
私は午後3時くらいに集中力が落ちてしまうため、この時間帯に軽めの運動をするようにしています。
個人差はありますが、運動は寝る3時間前にすませるようにしてください。
私のおすすめは、なかやまきんに君の【自宅で筋トレ】世界で一番楽な筋トレ&有酸素運動で全身10種目の10分間です。
・7時間の睡眠
睡眠はの代表的な効果は心身の回復です。
ここでは寝る前にやってはいけないことを紹介します。
① 寝る2時間以内の食事
② 寝る1時間以内のブルーライト(スマホやPCの画面)
③ 寝る直前に余計な情報をいれる
家で集中して仕事するためのテクニック3選
1. 午前中に最重要タスクをこなす
一番集中力が高く維持できる時間が午前中です。この時間帯に余計なメールチェックなどは一切せずに、やらなければいけない事に集中します。苦手な仕事もこの時間にするのがおすすめです。
私の場合、自分で考えて計画やアイデアを立案するときは午前中にします。そして、メールチェック、たんたんとこなす資料作成は午後にすることにしています。
この午前中の時間は集中力維持するのにスマホなどは目の届かない場所に置いています。
2. ポモドーロテクニックを利用する
一つのタスクで集中できる時間の目安は15分、45分、90分と言われています。同時通訳などの高い集中力を要するのが15分、小中学校の授業時間が45分、大学の授業やサッカーが90分に設定されているのはこのためです。
ただ、いくら高い集中力が維持できるかといって、15分ごとにタスクを切り替えていては仕事になりません。重要なタスクは90分に設定して集中する必要があります。ここでおすすめのテクニックがポモドーロテクニックです。
やり方は簡単で1セット25分集中+5分休憩。これを3セット繰り返す。1つのタスクを細かく分割することで、集中を長時間維持するテクニックです。
Youtubeでおすすめのチャンネルがありますのでこれもご紹介します。集中できる環境音とともにタイマーがセットされて、流すだけで休憩のタイミングが分かります。
3. 働く場所・環境を整える
もし家にスペースがあるのなら、仕事をする場所、リラックスする場所を分けるとをお勧めします。
私は資格勉強の際に家で一切集中できなかったため、勉強する場所は図書館か行きつけのカフェと決めていました。在宅の場合もその応用で、仕事をする場所とリラックスしたり食事をする場所を分けたほうが集中できます。
私の家は机が一つしかなく仕事と食事を分けるスペースがなかったため、むりやりですけど机の範囲内で食事をするスペースと仕事をするスペースをずらして仕事していますが、それだけでも違いを感じます。
また仕事をしている時に聴く音楽を決めておくのいいかもしれません。私はよくポモドーロテクニックのYoutubeを流しています。
もう一つ環境を整える方法として服をきちんと着ることも大切です。どうしても在宅だと人に合わないので服装がだらしなくなりがちです。在宅であっても身だしなみを整えることで気持ちを切り替えることができます。
植物育てる習慣をつけてみよう おすすめ観葉植物も紹介

今まで紹介した方法はどれも集中力や気持ちをリセットまたは切り替える方法です。
最後におすすめの習慣をご紹介します。それが植物を育て、定期的に写真を撮ることです。
私は10年以上観葉植物を育ててきました。その過程で気づいことが、植物は毎日小さく成長しているということです。当たり前に聞こえるかもしれませんが、1日1週間といった単位ではなかなか気づきません。しかし、1年前の写真と今を比較すると、こんなに大きく育ったのかと感心するはずです。
このことは、人にも言えるはずです。この記事で紹介した内容もまた、よくテレビやネットでみかける当たり前のものです。ただし、きちんと習慣化できる人は多くないように感じます。
その理由は変化が小さく途中であきらめてしまうからです。
私は植物を育てるなかで小さな変化の積み上げが大きな成長を生むことを教えれました。ぜひ皆さんも植物を育てて小さな変化を感じてみてはどうでしょうか?
おすすめの初心者でも育てやすい観葉植物
育てやすい観葉植物を3つご紹介します。育てやすいように耐陰性、耐寒性と水やりの頻度が少なくてもすむ植物を選びました。サンセベリア、パキラ、ゴムの木の3つです。
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