気づいたら葉が茶色くなり、葉がチリチリと乾燥しているアジアンタム。
シダ植物ならではの水気を好みと日差しが苦手なデリケートな植物代表アジアンタム。
育てていると、何やら葉の先端に茶色から黒の斑点を発見します。
これは枯れる前兆なのか?病気なのか?心配になります。
でも安心してください。そのどちらでもありません。
つぶつぶの正体は胞子嚢(ほうしのう)
葉の一部を切り取って裏側をみてみましょう。
葉が変色したのではなく、何かついているのが分かります。爪でカリカリすると斑点をとることができます。これが胞子嚢(ほうしのう)です。
胞子嚢は胞子をその中に胞子が入っています。アジアンタムのようなシダ植物には、色々な形の胞子嚢があって葉の裏にビッシリとついている種類もあります。
それに比べるとアジアンタムの胞子嚢は可愛いですね。
水切れ等で葉が茶色くなったアジアンタムと胞子嚢を比べると全然違う見た目をしています。
胞子嚢が破れて胞子が飛び出て増殖するみたいです。自宅で胞子を使って増やすこともできるみたいですけど、期間と手間がかかるため難易度が高く普通に株分けして増やしたほうが早そうです。
これで斑点をみつけても安心して育てられますね。
胞子嚢は気づいたときにはなくなっているので(多分落ちた?)そのままにしていても問題ありますん。ただし胞子がアレルギーの原因にもなるため、過敏なひとは注意が必要です。
アジアンタムは繊細なわりにすぐ生えてくるので、アレルギーもちの人はカットしたほうがいいかもしれません。
アジアンタムは6~8月特に注意!!
6~8月は日も長く日差しが強く、気温も高くアジアンタムにとっては枯らさないために注意が必要な時期です。注意点は過去の記事をごらんください。
枯れるのの防ぐアジアンタムの育て方
アジアンタムの葉水に便利なミスト状の電動霧吹き
ブログ運営者について
プライベートでは観葉植物を育てること、コーヒーを楽しむことを趣味にしています。
仕事は設計事務所を運営しており家具の設計から住宅・店舗の新築、リノベーション設計をしています。
設計で心掛けていることは、自分らしく暮らすための完全自由設計です。暮らし方は人によって正解が異なります。だからこそ、特定の型にはまることなく、暮らす人のライフスタイルや理想に寄り添った設計をします。ぜひHPもご覧ください。また家づくりや設計についてお気軽にご相談ください。
設計事務所名:アトリエ ユルリ
コメント