今回は無印良品で買える観葉植物を「育てやすさ」の観点から5つ選びました。無印で観葉植物を購入するメリットとしては、あらかじめ育てやすい植物がセレクトされていること、大きさも小さいものから大きいものまであること、なによりネットで購入できることです。
育てやすいポイントとして、
① 水やりの頻度が少なくてすむ
② 半日陰でも育つ
③ 適度な大きさ
以上3つをあげました。無印で扱う植物はどれも育てやすいものばかりで、手間のかからないエアプランツ、多肉植物から鉢の大きい床置きタイプまで様々あります。
今回は移動がしやすく、部屋が狭くても置ける「卓上タイプ」の中からオススメの観葉植物を選びました。
無印の観葉植物の種類と価格
無印の卓上タイプの観葉植物は植木鉢の種類、鉢（器）のサイズによって価格が決まり、植物の違いによる価格の違いはありません。（ただし一部の植物は違いがあります）
鉢の種類は、盆栽タイプ、アクアポット、ハイドロカルチャー、瀬戸焼鉢の大きく4種類に分類され、その中で色や、形状の違いがあります。
サイズは2号、2.5号、4号の3種類に分かれサイズが大きいとその分価格も上がりますが、床置きタイプ（1万円越が多い）と比較するとお求めやすい価格です。
・盆栽タイプ（磁器鉢）の特徴
盆栽タイプの特徴は何といっても表面が苔で覆われていることです。土やハイドロボールよりも柔らかい印象があります。ただし、苔は乾燥に弱いため毎日霧吹きをして湿度をたもつ必要があります。
・アクアポット／ハイドロカルチャー
水の管理がしやすい、二重構造の底面給水型ポットになっています。ハイドロカルチャーは二重になっていないタイプもあります。
共通点としては、鉢の下に穴がないため鉢のなかに水を貯めて育てます。水やりをしすぎて根腐れしてしまうことがあるため、水の量は注意が必要です。
・瀬戸焼
鉢は盆栽タイプと違って磁器ではなく瀬戸焼です。土ではなくハイドロボールが入っています。鉢底に下穴があいているため、受け皿が必要になります。価格はこの4種類の中では一番高いです。
おすすめ観葉植物① 「サンセベリア」
基本データ
原産地：アフリカ、南アジアの熱帯～亜熱帯
日当たり：明るい日陰
水やり：乾燥ぎみ
最初にご紹介するのが、サンセベリアです。サンスベリア、トラノオとも呼ばれたりします。
過去の記事でもご紹介していますが、初めて観葉植物を育てる人にオススメするとしたら、サンセベリアを紹介します。それくらい日陰や乾燥に強いです。
詳しくは下の記事をご覧ください。
おすすめ観葉植物② 「ペペロミア・イザベラ」
基本データ
原産地：世界の熱帯～亜熱帯
日当たり：明るい日陰
水やり：乾燥ぎみ
柔らかい日差しを好むため、一年中明るい日陰で育てることができます。
成長すると鉢から垂れ下がるように伸びてかわいらしい雰囲気になります。ペペロミアはホヤ同様様々な種類があるため、違う種類を寄せ植えしても楽しいと思います。
おすすめ観葉植物③ 「ホヤ・カルノーサ」
基本データ
原産地：日本南部（九州、沖縄）、熱帯アジア、オーストラリア、太平洋諸島
日当たり：明るい（ただし直射日光はNG）
水やり：乾燥ぎみ
ホヤは色々な種類があり、同じホヤでも葉の形状が全然かわります。おもしろいですね。
ペペノミアと同じで下に垂れ下がるように成長します。基本的に明るい場所を好むため窓際においてください。中間期は外に置いていても大丈夫です。
おすすめ観葉植物④ 「パキラ」
基本データ
原産地：熱帯アメリカ
日当たり：明るい日陰
水やり：乾燥ぎみ
過去に紹介したパキラ。これもサンセベリアと同じくらい育てやすい植物です。日当たりが良いすぐに成長しますので、途中で剪定してあげてもいいかもしれません。
乾燥気味を好むため、必要以上に水やりをして根腐れをしないように注意が必要です。
詳しくは下の記事をご覧ください。
おすすめ観葉植物⑤ 「ガジュマル」
基本データ
原産地：東南アジア～台湾、沖縄
日当たり：明るい（ただし直射日光はNG）
水やり：普通
盛り上がった根本が特徴的なガジュマル。沖縄では「キジムナー」と呼ばれ、精霊が宿るといわれています。意外と耐陰性もあるため少し暗くても育ちますが、なるべく明るい場所に置いてあげてください。
この大地に根差した見た目が生命力を感じ人気の観葉植物です。
ブログ運営者について
プライベートでは観葉植物を育てること、コーヒーを楽しむことを趣味にしています。
仕事は設計事務所を運営しており家具の設計から住宅・店舗の新築、リノベーション設計をしています。
設計で心掛けていることは、自分らしく暮らすための完全自由設計です。暮らし方は人によって正解が異なります。だからこそ、特定の型にはまることなく、暮らす人のライフスタイルや理想に寄り添った設計をします。ぜひHPもご覧ください。また家づくりや設計についてお気軽にご相談ください。
設計事務所名：アトリエ ユルリ
WEB：https://atelier-yururi.net/
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