以前「枯れるのを防ぐアジアンタムの育て方」という記事をかかせていただきました。要点は、アジアンタムは非常に繊細である。そのため、こまめな水やりが必要。そして半日光の場所に置く。私の育てている観葉植物は他にも、何種類もありますが水やりの頻度は断トツでアジアンタムが1番です。なにせ、毎日の水やりだけでなく、霧吹きで定期的に葉水を与える必要もあるからです。
しかし、忙しさからか水やりを3日程度さぼってしまったら悲劇が。
80%の葉がチリチリに乾燥してしまっているのです。前回記事でも3日に1度の水やりでは、徐々に枯れてしまうと書いたのですが、今回は気温も影響してか3日で完全にダメになってしまいました。
この段階になると、葉っぱは、緑色をしているのですが、触ると完全に乾燥しきって水分を一切感じません。
アジアンタムが枯れてしまった場合の対処法
一度葉が乾燥してチリチリしてしまうと、その後いくら水を与えても元に戻ることはありません。葉水も同様です。
そして、徐々に葉っぱが緑から茶色に枯れていってしまいます。
枯れてしまった場合の対処法は「根本からバッサリ切る」です。
知識としては知っていて、前回記事でも書いたのですが、いざバッサリと切ると本当に生えてくるか不安でした。確実に生えてくるとしても、ここまで育ってくれたアジアンタムをバッサリ切るのは、どこか切ない気持ちにもなります。
毎日水を与える
根元から切ったあとは、特別な処置をする必要はありません。枯れる前と同様に毎日水を与えることです。1日何回も与えてしまうと根腐れをしてしまうので1日1回で十分です。
朝か夕方に葉水を軽く(びしょびしょにならないように)するとよりいいと思います。
最初の2週間は外に置く
これは仕事でよくお願いしている植木屋さんに相談したところアドバイスを受けたポイントです。理由はわかりませんが、風通しの良い場所に置いたほうがいいのかな、と思います。
ただし、外気温が10度を下まわる場合は、室内で育てないといけません。私の場合4月下旬でしたが、夜は10度を下回ることが多かったため、日中は外、夕方から室内に分けて育てていました。
1日ごとに成長していく様子がわかるので、育てていて楽しいです。
丁寧に面倒をみる
2週間ほど経過すると、新芽が多くなり、葉っぱも徐々に大きく育ちます。ここまで来たら、あとは大きく育つのを待つだけです。あまり、色々な場所に移動させずに位置を固定して育てます。
最初バッサリと切ったときは、新しい芽が生えるにしても、きちんと育ってくれるか心配でした。しかし、2か月経過した今では、切る前と同じくらいに成長してくれました。アジアンタムの繊細さとたくましさを感じた2ヶ月でした。
この記事から一年後のアジアンタムの様子はこちらの記事をごらんください。
この記事から2年後、また枯らして復活するまではこちらの記事をご覧ください。
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