2019年の9月。剪定したゴムの木をもらい挿し木をして育てることになりました。
約2年ほど経過した現在、順調にスクスクと育っています。ゴムの木は半日光でも育ち、水やりの頻度も少なくてすむため観葉植物初心者でも育てやすいです。
ただ、この2年間なんのトラブルもなく育ったわけではなく、一度枯れかけてしまいました。
今回は改めてゴムの木の育て方を振り返り、育てるにあたっての注意点を説明します。
ゴムの木とは?
ゴムの木は熱帯地域に広く分布し、大きい葉と白い樹液が特徴的な植物です。
耐寒性、耐暑性に優れているため日本の室内であればどの地域でも育てることができます。
私は東北に住んでいるため、冬はエアコンをつけていないと室温が10℃を下回りますが今まで無事育っています。
水やりの頻度も一般的で土の乾燥具合から判断して水やりをしています。
一般的にゴムの木というと、「フィカス フイリデコラゴムノキ」のことを指します。私が育てているのもこの品種です。他にも「フィカス ベンガレンシス」「フィカス・アルテシーマ」など色々な種類があります。
ゴムの木の育て方と注意点
・日当たりのよい場所に置く
日当たりを好むので、年間を通して日が当たり、風通しのよい場所に置いてください。多少の耐陰性があるため、窓際に置く必要はありませんがなるべく日当たりのよい場所がベストです。
・基本的に室内がおすすめ
耐暑性・耐寒性があるため、外で育てることも可能ですが、夏場は葉焼けのリスクがあり、越冬できるほどの耐寒性はないため、基本的に室内がおすすめです。
私は4月~6月、9月~11月初旬までの中間期は水やりの手間(受け皿の交換)を省くためベランダで育てることもあります。
・水やりについて
ゴムの木の生育期は5~9月です。この間は、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与え、風通しのよい場所に置き過湿にならないようにします。
冬季は休眠しているため、やや乾燥状態で育てます。目安としては1週間に1度の頻度です。鉢や土の種類によっては土が乾燥しにくい場合があるため、その時は水やりの頻度を10日に1度などに調整します。
・育てるにあたっての注意点
今でこそ年中室内で育てていますが、一時期ゴムの木を外で育てていました。
2020年の夏。
猛暑が続き、日差しが強烈だったのにも関わらずゴムの木をベランダに放置してしまいました。
ショッキングな写真ですが、たった1日でこうなってしまいました。葉焼けしてしまいました。
観葉植物は直射日光を避けろ!といわれますがここまで酷くなるとは思ってもいませんでした。1日水やりをしなかった、数日直射日光にさらしてしまった。たった数日、1日であっても植物に甚大な被害を与えてしまうことがあります。
以降二度と同じ過ちを繰り返さないため室内での管理を徹底しています。
・葉焼けした場合の対処法
幸いすべての葉が葉焼けしたわけではなく、ゴムの木自体は枯れていませんでした。
葉焼けした葉はもとに戻らないため、剪定するしかありません。
ゴムの木の剪定・挿し木
・剪定する位置
剪定する位置は決まりがあります。
今現在葉っぱがある根本のやや上を剪定します。そうすると剪定した位置から新しい葉が生えてきます。それが次第に太くなり茎になります。
上の写真は剪定してから10カ月経過した今の写真ですが、新しく生えた葉が太くなり茎になっているのが分かります。
・ゴムの木の挿し木
ゴムの木の挿し木の方法は過去の記事で詳しく説明していますのでそちらをご覧ください。
ネットで購入できるゴムの木
ゴムの木は室内の安定した環境で育てれば、非常に育てやすいおすすめの観葉植物です。
剪定や挿し木も特別な準備は必要なく、簡単に増やすこともできます。
私の場合は挿し木から育てましたが、一般的に売られているものはサイズが大きいものが多く運搬が大変です。
今回はネットで簡単に購入できるゴムの木を選んでみました。
・フィカス アルテシマ
名前:フィカス アルテシマ Sサイズ(8号鉢)
サイズ:80cm前後
価格:¥11,500(税込) ※送料無料
販売:Hana Prime
その他:枯れ・痛み保証あり
詳細は下記のリンクをクリックしてください(他にもたくさんの植物があります)
・フランスゴムの木
名前:フランスゴムの木(8号鉢)
サイズ:120cm~140cm前後
価格:¥11,500(税込) ※送料無料
販売:Hana Prime
その他:枯れ・痛み保証あり
詳細は下記のリンクをクリックしてください(他にもたくさんの植物があります)
ブログ運営者について
プライベートでは観葉植物を育てること、コーヒーを楽しむことを趣味にしています。
仕事は設計事務所を運営しており家具の設計から住宅・店舗の新築、リノベーション設計をしています。
設計で心掛けていることは、自分らしく暮らすための完全自由設計です。暮らし方は人によって正解が異なります。だからこそ、特定の型にはまることなく、暮らす人のライフスタイルや理想に寄り添った設計をします。ぜひHPもご覧ください。また家づくりや設計についてお気軽にご相談ください。
設計事務所名:アトリエ ユルリ
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