寒い冬対策!!枯れない観葉植物の育て方3つのポイント

植物

本格的に寒くなってきました。窓の外を眺めると雪がちらついている今日この頃。
観葉植物にとって寒さは暑さ以上に対策が必須となります。観葉植物の多くは年中暖かい地域で育つため、寒さに対しては弱いです。そのため、冬になると葉が黄色くなり落葉し、最悪の場合は枯れてしまうこともあります。
ですが、枯れないためのポイントさえ押さえておけば簡単に育てることができます。

ポイント1)冬の水やり頻度に気を付ける+葉水もおすすめ

観葉植物を枯らしてしまう原因の一つが水やりの頻度です。
冬は植物が休眠活動するため、他の時期と比べ水やりの頻度を必要としません。また室温が低いと土の乾燥もしにくいため、他の時期と同様の頻度で水やりをすると根腐れして枯れてしまいます。

水やりの頻度としては表面の土が完全に乾いてから水をあげてください。私の場合は5~7日に1度のペースで水をあげています。

ここで注意したいのが、水やりの頻度は植物や土、鉢の種類によって若干異なります。そのため最初のうちは直接土に触れてみて土の乾燥状態を確認してみてください。

例えば、私が育てているコーヒーの木は3~4日ほどで水が欲しいサイン(葉が垂れ下がる)をしてきます。またアジアンタムは元来水を好む植物のため2~3日に1度水やりをしています。逆にサンセベリアなどは2週間水やりをしなくても平気だったりします。

葉の乾燥対策も大切です。冬は部屋の湿度も低くなり葉も乾燥しやすくなるため、たまに葉水をしてあげてください。私は1週間に1度~2度葉水をするように心がけています。

ポイント2)窓際の寒さ対策を(断熱シートで簡単)

断熱シートを貼った窓ガラス

植物を日当たりのよい場所に置こうとすると窓の近くになってしまいます。この窓というのが一番寒暖差が生じやすく、寒さ対策が必須の場所でもあります。家の中で一番熱が逃げたり入ってきたりする場所が窓です。

最近の戸建て住宅は、断熱性能の高い樹脂サッシが採用されることが多く、マンションであってもペアガラスがつかわれています。

しかし、賃貸はいまだに単枚ガラスの住宅が多く、私の今住んでいるマンションも 単枚ガラスです。その場合特に窓からの冷気が生じるため、耐寒性の低い観葉植物は影響を強く受けてしまいます。

簡単にできる対策は、カーテンを閉めること。ただ我が家の場合は出窓に観葉植物を置いているため、カーテンの開閉が手間なのと、結露によってカビが発生してしまったのでカーテンをしていません。

そこでおすすめなのが「断熱シート」です。これはカーテンの有無に関わらずおすすめです。
水でくっつけるため簡単にガラスに付けることができ、ハサミで必要サイズに切ることができます。色々な種類があり、柄ありから半透明なものもあります。
結露や冷気を完全に防ぐものではありませんが、体感的にも分かるほど効果を感じます。

ポイント3)エアコンの風を植物に直接あてない

寒さ対策としてエアコンは必須ですが、エアコンの風には特に注意が必要です。
エアコンの風が直接当たると不快に感じませんか?私はだんだん肌が乾燥してきてエアコンの風が嫌いです。それは植物も同じで、植物の場合は枯れてしまいます。

育てやすく耐寒性に強いアイビーをエアコンの風で枯らしたことがあるため、心から注意してほしいポイントです。エアコンの風は植物の葉から水分を奪ってしまうため、なるべくエアコンから離すか、エアコンの羽の角度を調整してください。

それでも葉が黄色くなり落葉してします場合

冬はどうしても寒さだけでなく日照時間も短いため、どんなに気を付けても落葉したり葉が黄色くなることがあります。

私の経験上、枯れるときの落葉や葉が黄色くなる時の速度は結構早いです。葉の1/3が落葉したり黄色くなる時は枯れる可能性がありますが(もちろん植物の種類によります)、数枚程度の落葉であればあまり気にしないほうがいいと思います。

枯れる兆候が見られる場合は、再度下記の点を見直してみてください。そして位置を見直した場合は、すぐに位置を変えずに様子を見て下さい。

観葉植物の位置見直しチェックリスト

・植物の置く場所は暗すぎませんか?

・水やりの頻度は適切ですか?多すぎても少なすぎてもNGです。

・エアコンの風が直接あたっていませんか?

・室温は寒すぎませんか?10℃は下回らないようにしましょう。

きちんとポイントを押さえて育てていれば、春には新しい葉や芽ががでて育っていくのですから。

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