観葉植物には水やりのおおむねの目安があります。春秋は3日に一度、夏は毎日、冬は1週間に1度などなど。でもこれってあくまで目安なので、育てている環境によって結構変わってきます。
その時に目安にそって水やり頻度を環境によらず一律で決めてしまうと、いつの間にか水不足になっていることも多々あります。水不足になると植物の葉が黄色くなったり、落葉したりしてしまいます。
割と確実な水やりタイミングを確認する方法は表面の土が乾いていないか確認する方法があります。
でもこれって毎日やる必要があるため植物の量が多いと結構大変です。手も汚れますし。
そこで今回は植物の水やりのタイミングを簡単に知ることができるアイテムを紹介します。
SUSTEE水やりチェッカーで水やりの正しいタイミングを知る
水やりのタイミングを正しく知るのにぴったりなアイテムが「SUSTEE水やりチェッカー」です。
水やりチェッカーは、土に挿すだけと簡単で、水が十分の時は青、水やりが必要なタイミングでは白に表示されます。サイズはS(12cm)、M(18cm)、L(25.4cm)と3サイズあり、色は白、緑の2種類です。
鉢や植物の大きさに合わせて選ぶことができます。1本あたりの寿命が使用してから6カ月ほどで、水を上げても色が変わらくなったら交換する必要があります。
他にも土の水分量だけでなく、土の温度や酸度も計測できる土壌測定器なのどもあります。
SUSTEE水やりチェッカーの使用感を実際にレビュー
今回はMサイズ5本入りを買いました。まとめ買いの方が若干お買い得です。
土に挿す位置は写真の定規の位置で大体6.5cm~8cmほどの位置にくるようにしました。
今回は下記の植物に挿すことにしました。
- パキラ1:土A、出窓近く、土は直接日差しに当たらない、日当たり(南西)よい、カーテンなし
- パキラ2:土B、出窓近く、日当たり(南西)はよいが冬は寒い
- シマトネリコ:土A、南向き、レースのカーテンを常時している、出窓よりは暗い
- ベンジャミンバロック:土A、出窓近く、日当たり(南西)はよいが冬は寒い
- コーヒーの木:土A、出窓近く、日当たり(南西)はよいが冬は寒い
設置場所はシマトネリコだけが別の場所で他の4つはほぼ一緒です。土の条件はパキラ2だけが他の植物とは異なります。日中の窓際の室温が18度、夜が14~15度ほどです。
水やり初日
水をあげると徐々に色が白から青へと変化していきます。
なぜかコーヒーの木だけいつも色が変わるのが遅いですが、1時間ほどで青くなります。ちなみに他の植物は5~10分ほどですべて青くなります。
こうして5つすべてに水あげが完了しました。
水やり翌日 水やりのポイント
翌日の夜になるとベンジャミンバロックだけ早くも水やりチェッカーの色が白く変色しています。
だいたい水やりの量は、鉢の受け皿にも水が漏れる程度にしているのですが、ベンジャミンバロックだけはそれを怠ってしまったようです。
このように中途半端に水やりをした場合、週1と水やり頻度を固定してしまっている場合は、水不足を引き起こしてしまうリスクが高くなります。
水やりから1週間後
シマトネリコはまだ水やりは大丈夫のようです。実際土もまだ湿っています。
パキラ1も大丈夫のようです。ただ写真は撮り忘れましたが、夜には色が青から白に変わりました。
パキラ1は今の家の環境では週1回が最適な水やり頻度のようです。
パキラ2もまだ水やりは必要ないようです。パキラ1はその日の夜に色が白に変わったのに対し、パキラ2はまだ青いままです。同じ植物でも土の状態や植物の大きさによって水やり頻度は変わるようです。
ベンジャミンバロックはカートリッジが白くなっています。今回挿した5つの植物の中では一番水がなくなるのが早いです。6日に1度のようです。
コーヒーの木も水やりが必要なようです。
まとめ
今回の水やりで水やりチェッカーを使ってそれぞれの水やり頻度は下記のようになりました。
- パキラ1 7日に1回
- パキラ2 9日に1回
- シマトネリコ 10日に1回
- ベンジャミンバロック 6日に1回
- コーヒーの木 7日に1回
以上のように同じ場所、同じ植物でもそれぞれ水やりの頻度が異なることが分かりました。
水やりチェッカーは色が青か白かだけで水やりのタイミングが分かるので非常に便利なおすすめアイテムですので是非使ってみてください。
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