マンションリノベーションおすすめフローリング

マイホーム

前回記事では、マンションのリノベーションにおける注意点についてふれました。その中で、マンションの床材には、遮音性能が求められ、特にフローリングには注意が必要、と書きました。
今回は遮音性能を満たすためにはどうすればいいか?おすすめのフローリングは何か?について書きたいと思います。

フローリングの種類と遮音性能を確保する方法

フローリングの種類

フローリングは、複合フローリングと無垢のフローリングの二つに大別されます。

複合フローリングは、表面材と合板、遮音仕様の場合は、追加でクッション材で構成されます。表面材は、本物の木を薄くスライスして貼り合わせた突板と化粧シートを貼った、2種類に分けられます。
突板の場合は、その厚さにより、見た目とコストが変わり、当然厚い突板が高くなります。
化粧シートは、木目調のプリントですが、突板の複合フローリングよりリアルな場合があります。

無垢のフローリングは、一つの木をそのまま加工した建材のため、フローリング自体が本物の木です。

複合フローリング、無垢フローリングそれぞれメリット・デメリットがありますが、それは次回詳しく書かせていただきます。

遮音性能を確保する方法

複合フローリングを使用する場合は、遮音仕様のものを選んでいただければ問題ないです。
問題は、無垢のフローリングです。
無垢フローリング単体で遮音基準を満足させる製品はないため、遮音材と組み合わせる必要があります。
一つは、遮音マット。遮音マットは価格によりさまざまですが、固いものからクッションのように柔らかいものまであります。クッション性のものは歩行感が気になりますが、ゴム製のマットは価格が高いです。
フリーフロアは、上げ床の一種で、鋼製の束に合板と遮音材を敷いたものです。歩行感がいいですが、床が上がり、段差ができてしまいます。もともとフリーフロアの場所は、段差が生じない場合もあります。
裏技として、遮音仕様に複合フローリングに無垢フローリングを貼る方法もあります。安い複合フローリングを使えば、遮音材を敷いた場合よりも安くなる場合があります。
いずれの場合も、管理組合にきちんと確認が必要です。

おすすめのフローリング

おすすめのフローリングは、ずばり無垢のフローリングです。
無垢のフローリングのいい点は、その風合いと足ざわりがいいこと、調湿性などです。厚さも、薄いもので6mmからあるため、選択肢は多いです。ナラ材は杉やパイン材よりも固いため、傷がつきにくく高級感があります。

ですが、コストが高いことが最大のデメリットです。

建築家の人の多くは、複合フローリングは使いたがりませんが、私が採用したなかでオススメの複合フローリングを紹介します。

複合フローリング(L40)を選ぶならこれ!

このなかで、どれが複合フローリングで、無垢フローリングか分かりますか?
写真なので分かりにくいですが、
1~5が複合フローリングで、他すべて無垢フローリングです。
複合フローリングは、いずれも突板でプリントではありませんが、個人的に1~3は安っぽく感じます。(実際一番安いですが)
マンションのリノベーションの場合、遮音基準でL40もしくはL45の性能が求められ、遮音性能が一番高いL40では、採用できる選択肢が少なくなってしまします。
そんななか、L40を満たしつつ、風合いもいいのが、写真の4,5の「朝日ウッドテック」の遮音フローリングです。無垢材の写真8、9よりもいいと思います。

マンションでリノベーションもしくはリフォームする際は、ぜひご検討ください。

コメント

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました