屋外用として購入
マンション住まいで東北住まいの自分にとって、植物を育てるときの選択肢は室内用観葉植物だけでした。地面に根を張らない観葉植物にとって冬を越すことは難しいと思っていたからです。
そんな中、外用に購入した植物がシマネトリコでした。冬がネックと知ってつつ、耐寒性の低いシマネトリコを購入してしまいました。
理由は葉っぱが可愛いから!!常緑樹としては珍しく、小さい葉っぱが特徴的で、鉢植えでも十分マンションのバルコニーで育てる事が可能です。
冬に注意!!
初めて冬が到来。本来であれば冬の時期は、室内に取り込んでおかなければいけないですが、狭い室内のためずっとバルコニーに置いたままにしていました。当たり前ですが、ほぼ枯れたような状態になりました。明らかに枝が乾燥しきって、落葉し、もの悲しい姿になってしまいました。
春になり、枯れたと思いつつも根気よく水を上げ続けると、新芽がでてきました。夏ごろには全盛期の6割まで回復。
そして2度目の冬が到来。何を思ったのか、自分の育てたシマネトリコは東北の冬に適応しただろうと思い、またしてもバルコニーに置き続けてしまいました。枯れたようにみえても、また新芽が出るだろうと思い込み・・・・昨年と同様にほぼ落葉し枯れたような状態になりました。(常緑樹がほぼ落葉している時点でヤバイのですが・・)ただ、昨年と違った点としては、新芽の数が明らかに減ったということ。夏になっても全盛期の4割程度。
冬の育て方を完全に間違っていたことを痛感しました。普通はネットや本屋で調べてから育てると思いますが、当時の自分にとって植物は明るい場所で水を与えていればいいと勘違いしていました。気づくのに2年。シマネトリコには本当に申し訳ないことしました。
剪定にあたって
3年目からは寒くなると必ず室内に取り込むようにしています。すでに新芽が出ない枝も多くなり、昨年思い切って剪定しました。
剪定に当たっては、生きている枝を切らないことです。
見分け方は樹皮を薄くめくることによって確認することができます。
枯れている枝は樹皮をめくると茶色くなっています。樹皮自体の艶感も違い、乾燥し、水分を吸っていないような感じがします。この状態になった枝からは、葉っぱが生えてきません。
一方生きている枝は、樹皮をめくると青々としているのがよく分かります。この状態であれば、越冬時に葉っぱが落ちてしまっても、春先に復活する可能性があります。
当たり前ですが、植物は生き物ですので、寒さ以外にも、日差し、強風などいろいろ注意が必要となります。
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