ドラセナの基本情報・育て方
ドラセナは乾燥に強く耐陰性もあるため初心者でも育てやすい観葉植物の一つです。
ドラセナは種類によっては葉が赤いもの(コンシンネ・レインボー)、緑(ソング・オブ・ジャマイカ、コンシンネ・マゼンタ)のものと様々ありますが、特徴としては写真のように細長い幹に対して細長い葉がヤシの木のように生えているのが特徴的です。
写真のドラセナはコンシンネ・マゼンタです。下のほうに生い茂っている植物はサンセベリアで同じ鉢に植えて立体的に見えるようにしています。単体でもシンプルですっきりとした印象ですがあえて寄せても面白いと思います。
上が寄せて配置したときの写真です。それぞれの植物の特徴が生きるように配置してみました。ちなみに冬など乾燥がひどい時には写真のように加湿器をそばに置いたりしています。
とくに冬場はエアコンによって風が直接当たらなくても室内が乾燥してしまいます。
ドラセナの基本情報は以下の通りです。
学名:Dracaena
科名・属名:リュウケツジュ科・ドラセナ属
原産地:熱帯アフリカ、熱帯アジア
日当たり:半日向
水やり:乾燥気味(週1回程度)
乾燥気味に育てるため、水やりの頻度が少なく、日陰でも育つので育てやすいですが、あまりに日が当たらないと枯れてしまうので注意が必要です。
目安としては、窓際でなくても自然光が差す場所には置いておきたいです。
また、観葉植物全体にいえることですが、原産地が熱帯地方が多いため、枯らさないためにも基本的に室内で育ててください。
ドラセナの剪定
ドラセナは環境がいいとどんどん成長します。買ったときはかわいくても育つにつれアンバランスになってきます。一般的に植物は育つと下のほうの葉が落ち、上のほうの葉が残りやすい傾向にあります。
また、見た目だけでなく適度に剪定することで植物自体も健康的に育てることができます。
ドラセナの剪定の仕方は他の観葉植物と同様で、葉の根本付近を斜めにカットします。
ただドラセナの場合は一つの幹の先にまとまって葉が生えているため、どの位置で切っていいのか判断に困ります。
思いっきりドラセナを剪定する!!
迷うことはありません。思い切って切ればいいのです。
とはいえ私も不安でした。だって葉の付け根を切ると葉が全部なくなり幹だけになるのですから。
私は写真のように付け根付近のちょっと下あたりを斜めにカットしました。
たぶんもっと下でも問題なかったと思います。
斜めに切った写真が上です。平行に切ったことはありませんが、選定は基本的に斜めにカットするのが原則のようです。
剪定した葉の部分は挿し木にすることにしました。
寒い時期に剪定したので、しばらく変化がありませんでしたが、温かくなるにつれて徐々に変化がでてきました。
先の方から新しい葉が生える兆候がでてきました。
剪定してから半年経過しました。
新しい幹が伸びて先にきちんと葉が生えてきました。剪定前とほぼ同じくらい成長した気がします。
やはりもう少し下のほうで切ってもよかったのかもしれませんが、無事成長してくれてなによりです。
次回は剪定した先の水挿しの方法とその後結果を書こうと思います。
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