朝起きて挽きたてのコーヒーを飲むとなんだか幸せな気持ちになります。はじめは手動コーヒーミルを使って豆を挽いていました。何も考えずに手動で豆をゴリゴリと挽く時間も大切だと思っていたからです。
ところが、仕事が忙しかったり、なんか怠かったりすると起床時間が遅くなりいつの間にか、豆を挽く時間やゆとりがなくなっていました。それでもコーヒーを飲みたかったので、気づくとインスタントコーヒーを飲む割合が多くなっていました。
そこで、思い切って電動コーヒーミルを買うことにしました。
数多くある電動コーヒーミルのなかでなぜ「デロンギ」にしたのか?実際使ってみてどうだっかレビューしていきます。
電動コーヒーミルのメリット・デメリットと種類
電動コーヒーミルのメリットは何といっても時短です。私はよく30g(2人分)の豆を挽きますが、手動で4分、電動で10秒程度で挽き終わります。その差は圧倒的で、一度に挽く豆の量が多ければ多いほどその差は大きくなります。
デメリットは場所をとることくらいだと思いますが、電源が必要なため置く場所が限定されてしまうため、スペースがないと意外とネックとなります。実際最初はどこに置くか悩みました。
電動コーヒーミルの種類は様々あり、挽き方、挽きの細かさ、挽き時間などで金額が異なります。
挽き方は、プロペラ式(カッター式)、グラインド式、コニカル式(コーン式)の3種類に大別され、価格が5000円前後のものの多くはプロペラ式です。
今回私の購入したデロンギKG521J-Mはコーン式で豆を挽く際に熱が生じにくいものです。挽く際に生じる熱が少ないほど、豆の風味を損なうことがないため美味しく飲みたい人はグラインド式かコーン式がおすすめです。
なぜデロンギ KG521J-M を購入したか??
一番の理由はコストパフォーマンスが優れていると感じたからです。前述した通りコーヒーミルには様々な種類があり、価格差も3000円のものもあれば6万円を超すものまであります。
低価格なエントリー向けのものを最初に買い、徐々に買い替えるくらいなら最初からいいものを買おうと思いました。特にデロンギは最上位タイプの KG521J-M でさえ安くはないですが、2万円以下で購入できるため、カリタの上位タイプと比べお手軽感があります。
KG521J-M の特徴は、安定して豆を挽けるコーン式であること、粒度の調整が18段階とデロンギ製品の中でも一番細かく設定できることです。特に極細挽きはエスプレッソに向いているため、コーヒーを楽しむ種類を増やしたいひとにはぴったりだと思います。
また、幅も155mmと場所を取らなずスタイリッシュなデザインも購入の決め手です。
デロンギ KG521J-M を1年以上使用してみてのレビュー
・18段階の挽き目(粒度)設定
KG521J-M の1番の特徴である豆の挽き目の18段階調整。1~6が細挽き、7~12が中挽き、13~18が粗挽きとなっています。
私はドリップで飲むため、いつも10~12で設定して飲んでいます。
ちなみに挽き刃は取り外し可能で付属のブラシで簡単に清掃が可能です。
上の写真が実際にそれぞれの挽き目で設定したときの粒度の違いです。1の極細挽きはかなり細かく安定しています。ただ18の粗挽きを最大にしたときはやや粒の大きさの安定性に欠ける印象でしたが、それ以外はきれいに挽くことが出来ました。
粒度によって味も変化するため、色々試してみるといいかもしれません。
・便利な定量設定
ダイヤルを回して必要な杯数分挽くことができます。当然豆の大きさによって同じ杯数でも挽く時間が異なるため、豆マークのボタンを押して、さらに細かい時間の調整ができます。
私はズボラなので細かく調整せずに多めの杯数を設定して確実に一度で挽ききれるようにしています。
・挽く時間と音について
実際に挽く時間やその時に生じる音について上の動画でまとめましたので是非ご覧ください。
今回は45gで試してみましたが、約15秒ほどでした。音に関しても、少し大きい音ですがそこまで気になるような音ではありませんでした。
挽いている最中は確実にしたの受け皿(脱着可能な容器)に粉が入り、周りを汚すようなことはありませんでした。
・気になるポイント
これはこの製品に限らずプラスチック容器の宿命ですが、静電気により粉が少しくっついてしまいます。材質が静電気の生じにくいものであればいいのですが、透過性や軽さを考えるとプラスチックが一番なのかもしれません。
まとめ
電動ミルを実際に使ってみて、手動のときよりも手軽に挽きたてのコーヒーを飲むことが多くなりました。挽く時間の短さや、好みの粒度設定などかなり満足度の高くおすすめの商品です。
あなたも是非電動ミルで幸せなコーヒータイムをお過ごしください。
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