育てやすく初心者にもおすすめな観葉植物「パキラ」
パキラは日当たりがよく、大きめの鉢で育てるとスクスクと大きくなります。
全体的にバランスよく大きくなれば問題ありませんが、だいたい枝の先が伸びて葉っぱが先にしか生えない「徒長」した状態になってしまいます。
そこで必要な作業が剪定です。
※剪定の方法はこちらから→パキラの剪定
剪定した後の葉っぱのついた枝って捨てるのもったいなくないですか?
それよりも今まで育てた植物の一部が失われてしまうため、なんだか悲しくなります。
悲しまなくて大丈夫です。
挿し木しましょう。
挿し木とは?
挿し木とは枝(株)の一部を切り取り、土に植えて発根させて増やす方法です。
枝を切って土に挿す。それだけです。
それだけですけど、注意点はいくつかあります。
挿し木の注意点1 切れ味のよいハサミで剪定
剪定する際は切れ味のよいハサミでカットしてください。
挿し木は切った枝の断面から発根させることが必要です。そのため、切った枝の断面がつぶれてしまっては発根しません。もう一つの切る際のポイントは斜めに切ることです。
切り口に発根促進剤を塗るのも効果的かもしれません。
挿し木の注意点2 挿し木後は安静にさせる
剪定した枝を土に挿したあとの写真です。
ゴムの木を挿し木した際は、事前に2週間ほど水につけ、水中で発根させた後土に挿しましたが、パキラの場合は剪定後すぐに土に挿します。
挿し木後に私がしてしまった失敗点は二つあります。
【実際にした失敗点】
1.天気のいい日に良かれと思って直射日光のあたる外に置いた
→一日で一本の葉っぱがダメになりかけました。1カ月かけて復活しましたが・・・
2.挿し木後1カ月以内に水をあげすぎた
→一本の枝が腐り枯れてしまいました
剪定後の植物は人間でいうところの大手術後です。
考えてみれば当たり前ですが、術後すぐの人間を急に環境を変えたりしたら容体は悪化します。
植物も同じです。
挿し木についてネットで調べると、2週間はやや日陰で水をあまり与えず育てる。と書いてあります。
その通りでした。
挿し木した直後は水をたっぷり与え、その後1週間は水を与えないくらいの気持ちでいいと思います。そもそもパキラ自体は乾燥に強い植物ですし。
挿し木して約5カ月
挿し木して約5カ月経過しました。
5カ月経過すると新しい葉が徐々に生えてきているのが分かります。
今から約1カ月ほど前のパキラの写真です。
赤丸のところをよく見てください。
現在のパキラの写真です。
赤丸の箇所をみると、新しい新芽と葉っぱが1カ月前よりも大きくなっているのが分かります。
まだ1年経っていないので、春先の暖かくなる時期により成長してくれることを願っています。
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