観葉植物にとって水と日光は命の源です。とくに水やりは育てる人の手で管理しないといけないため日頃のこまめなケアが必要です。
植物は水分を根と葉から吸収するため、葉水をするとことで植物を元気に育てることができます。
葉水は霧吹きで与えますが、育てている植物の量が多い場合や、手動式の霧吹きを使う場合手が疲れてしまいます。電動霧吹きはこの問題を解決します。
一級建築士で10年以上観葉植物を育てている私がおすすめする電動霧吹きをご紹介いたします。
葉水をしよう!!効果や頻度は?
みずみずしい葉っぱになる
植物によっては根よりも葉っぱから水分を吸収します。定期的に葉水を与えると常にみずみずしい葉っぱになります。梅雨時期などの高湿度の日は、空気中からでも水分を吸収できるため、葉水は控えたほうがいいです。
害虫・病気予防
私個人としては葉水を必要とする一番の理由は害虫・病気予防です。私が育てているシマトネリコは冬以外はベランダに置いていますが、この時期に害虫の被害をうけることが多かったです。一度害虫の被害をうけると連鎖的に被害が広がっていくため、剪定をして切り落とすはめになります。
葉水をすると害虫がつきにくくなるため、予防につながります。
害虫は意外と葉の裏や、葉が密集している目立たない場所にいるため、霧吹きをミスト状にして葉水することをすすめます。
ホコリを落として光合成を!
室内で観葉植物を育てている場合、葉っぱにホコリが溜まっていることがあります。外で育てている場合は雨や風でホコリが溜まることはありませんが、室内だとどうしても溜まってしまいます。
ホコリが溜まると葉が効果的に光合成が出来なくなってしまうため、葉水にはホコリをおとす効果もあります。
葉水の頻度とタイミングについて
葉水は毎日しても問題ありません。湿度が高い場合は葉水しなくても大丈夫です。
毎日と書きましたが、毎日葉水しなくても枯れるわけではないので、忙しくて大変な人週2~3回を目標にしてみてください。その時に植物の健康状態もあわせて確認してみるといいです。
葉水のタイミングは早朝か夕方がおすすめです。特に夏場など暑い時期の日中に葉水をすると、水分が急激に蒸発し葉っぱの水分まで奪ってしまいます。
電動霧吹きをおすすめする理由
3度壊れた100円ショップの霧吹き
最初の数年は100円ショップの霧吹きで葉水をしていました。おしゃれなアンティーク調のものから一般的なものまで使いました。安いのはいいですが耐久性に問題があり何度も壊れてしまいました。
植物が多いと手が疲れる、そして面倒くさくなる
手動式のデメリットは手が疲れることです。植物が少ない最初の頃はよかったのですが、植物が多くなるにつれて手が疲れて、面倒くさくなってしまいました。
葉水をしなくなると害虫のリスクも高まり私のシマトネリコは案の定被害にあってしまいました。
このことを機に電動霧吹きの購入を決意しました。
葉水が楽しくなる!!
電動霧吹きは画期的です。ボタンをおすだけでずっと水がでます。
手が疲れなくなり、面倒くさが解消されたことによって毎日葉水をするようになりました。
自動で水がでる感覚が面白く、毎日の葉水が楽しくなりました。
実際に使っている電動霧吹きを紹介
実際に私が使っている電動霧吹きをご紹介します。
基本性能
サイズ:幅(タンク直径)157mm / 高さ 286mm
容量:1L
充電:USB充電 / 充電時間4時間 / 連続稼働時間4~5時間
水流調整:ミスト状から細い直線状まで調整可能
使い方は簡単で、スイッチを長押しすると水がでる仕組みになっています。スイッチの裏側に充電用の差込口があり、USBで簡単に充電することができます。
充電残量は上のランプで確認可能です。握りて部分はゴムのグリップがあるため滑りにくい工夫がされています。
ノズル部分を回転することで水の範囲(噴霧水流形状)を調整することが可能です。
水の範囲や実際に水が出ている様子は写真だと分かりにくいため、動画にしてみましたので是非ご覧ください。
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