コーヒーの木を育てて8年がたちます。
最初は小さかったコーヒーの木も今では移動するのに一苦労する大きさにまで成長しました。
そんな我が家のコーヒーの木ですがコーヒーの実がなりだしたのは育て始めてから5年ほど経過してからです。
特に去年はたくさんの実がなったので、この実から種を育ててみることにしました。
コーヒーの実を収穫する→水に漬け込む
写真は収穫したコーヒーの実です。収穫時期により実の状態が違うのがわかります。
実ができてから時間が経過したものは、表面がしわしわしていますが、新しい実はみずみずしさを感じます。この中から10粒を選んで育てていきます。
実の状態によって育ち方に差がでるのか比較するため、大きさや表面の乾燥状態に違いがあるものを選び番号をつけました。
この状態で埋めても育つ可能性はありますが、実から果肉を除いて種を取り出したものを育てていきます。
果肉を除き、薄皮をはがした状態が写真の状態です。
中からは緑色がかった種がでてきました。この状態はまさにコーヒー豆そのものです。
以前薄皮をはがさない状態で土に埋めて育ててみましたが、無事芽がでてきたので薄皮ははがさなくてもいいのかもしれません。ただ今回は参考にした情報をもとに育ててみました。
一つの実から2つの種をとることができます。
これを1日水につけてから土に埋めます。この行為に効果があるのかはよく分かりません。
コーヒーの種を土に埋める 用意するのもは?
コーヒーをの種を植えるために必要な道具は以下の通りです。
「そのまま植えられるエコポット」
そのまま土や大きい鉢に植えてもいいのですが、小分けして管理しやすいように小さいエコポットに植えます。これのいいところは、ある程度成長したら、ポットのまま土に植えることができる点です。
「硬質鹿沼土」
観葉植物ようの腐葉土に植えるという選択肢もありますが、水の管理が以外と難しく以前腐葉土に植えた際に種をカビさせてしまった経験があるので硬質鹿沼土にしました。
通常の観葉植物の植え替えと同じ要領で、ネットを敷きゼオライトを1cmほど入れた後に鹿沼土をいれます。ゼオライトは水質改善の効果があるといわれています。
種を植えた時期は1月の寒い時期でした。
調べると室温を20度以上に保つ必要があるそうです。室内とはいえ、冬の寒い時期は夜とくに冷え込むため、プラスチック容器で保温しながら育てています。
一緒に温湿度計をいれて20度下回らないように注意しながら育てます。
この温湿度計はSwitchBotといい、スマホと連動して1日の温湿度の変化をグラフで記録することができます。非常に便利です。
コーヒーの種を植えてからの経過観察
冬の時期というのもあるのか、1月2月は土の状態は全く変化しませんでした。
変化が生じたのが3月に入ってからです。8番のポットに植えた土の表面から種が顔を出しているのがわかります。
3月末になると4割のポットから芽が出てきました。
芽が出ていないポットから種を穿り出すと種から芽(根?)が出ているのがわかります。もう少しまつと他のポットからも芽が出てくる期待が高まります。
4月中旬の写真です。種を植えてから約3か月後になります。8割のポットから芽が出います。そのうち一つからは緑色は葉が開きかけています。
6月になると、今まで室内で育てていたポットをベランダに移して育てることにしました。
葉が完全に開いたものもありますが、まだ芽が出ていないものもあります。
途中育てる過程で水やりを怠り、土を完全に乾燥させてしまったため、育ちが悪くなっている芽もあります。全体的に5月下旬から育ちのスピードが遅くなっているような印象を受けました。
そろそとポットを鉢に移すタイミングかもしれません。
次回は鉢に移したあとの成長過程をかけたらと思います。
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